昭和中期の19セイコー・プレシジョン
ACRP 15石 シリアルNo.0101**
シリアルナンバーから、この時計は1960年【昭和35年】1月製造と思われます。
昭和46年 国鉄仙台の刻印があります。
長剣、短剣とも青い剣【ブルースチール】が取り付けられてます。
【三枚目の写真を、ご参照ください。】
スモールセコンド付き。秒針規正装置あり【普通の時計は竜頭を引いたときに
すぐ止まりますが、この時計は、ゆっくり止まります。そういう仕組みです。】
当時の製品としては、とても状態のいい懐中時計です。
状態の良い、この機種の懐中時計は少なくなっていて貴重になりました。
昭和初期に第一号が発売されましたが、
初期はインデックス上の目盛が逆三角形になっていて
次に菱形、戦後に、この長方形になりました。
以後は、この形です。
懐中時計の欠点として、腕時計より重量があり
落としてしまうと天真が折れる心配があります。
取り扱いに注意が必要です。
文字板・僅かなシミはありますが綺麗なほうです。
風防 ・専用プラ風防に取替え済で綺麗です。
ケース・全体に剥げは少しありますが、酷くはありません。経年を思えば良いほうです。
ムーブ・オーバーホール済で好調です。少し姿勢差があります。
大きさ・ケース外径は約、直径5センチ(竜頭を除く)
新品の懐中時計用クサリを取り付け。長さは約33センチ。