ミケン【御研機器】の鳩時計です。
昭和中期。 クサリの長さだけ動きます。日巻き。
木製の機械式です。分銅がゼンマイ代わりで動力になっています。
後に電池式で、プラスチックを使用した鳩時計が販売されるようになりますが
木の持つ暖かさの魅力は比べようんがないほど素敵です。
二つの錘が動力となって、時を動かし、鳩の声で時刻を知らせます。
フイゴを利用した、ポッポという音色は、とても心を癒してくれます。
まるで映画、三丁目の夕陽のような、時代を感じる懐かしい鳩時計です。
振り子が軽いので、風の強く当たる所でのご使用は止まる原因になりますので
掛ける場所を、気をつけて選んでください。
屋根の所に飾りはありません。
オーバーホール済で好調です。
大きさは、最長で、縦30センチ、横24センチ奥行き13センチ。