商品詳細

ウォーターベリー社・真鍮四つ丸金達磨時計・八日巻き [KA1345]

販売価格: 110,000円(税込)

[在庫数 1点]

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メーカー・ウォーターベリー・クロック・カンパニー(アメリカ・コネチカット州の名門Waterbury Clock Co.)


年代・推定1880〜1905年頃(19世紀末〜20世紀初頭)
   日本での流通時期は明治20年代〜40年代(およそ1887〜1907年頃)に輸入されていた記録があるそうです。
   商家や学校、郵便局などで実用品として広く使われてきました。明治後期には舶来製品としての価値
   がありつつ、同型の国産模倣品も出回り始めます。
    

大きさ・縦50cm 横最大で28cm 奥行12cm

文字盤・文字盤は新たにローマ数字仕様で製作したものです。
    印刷後にコーヒー液による染色を施し、アンティークの風合いを再現しています。
    数字や目盛りは視認性も良く、当時の雰囲気を大切にしたデザインです。

ケース・真鍮枠部分は丁寧に磨き上げ済みで、美しい光沢が蘇っています。
    木部は部分的に経年の小傷がありますが、全体としてしっかりした状態を保っており、
    展示・使用ともに問題ありません。


時報・毎正時にうずまきボンボンの音で時刻の数だけ打鐘します。やや力強い音色で、空間に趣あるリズムを添えてくれます。


その他の説明・ゼンマイを巻く方向は両方とも左方向に巻いてください。
       ムーブメントには「WATERBURY CLOCK CO」の刻印があり、
       正真正銘ウォーターベリー社のオリジナルです。
       内部は分解掃除・注油・動作調整済みで、現在も安定して作動しています。
       明治期に日本へ輸入された舶来時計のひとつで、実用性と装飾性を兼ね備えた逸品です。
 

他の写真

画像: ウォーターベリー社・真鍮四つ丸金達磨時計・八日巻き
下枠(振り子室枠)の蝶番部分は損傷があったため木工パテにて補修補強しました
画像: ウォーターベリー社・真鍮四つ丸金達磨時計・八日巻き
オーバーホール前の画像ですが、ウォーターベリーの刻印が確認できます
画像: ウォーターベリー社・真鍮四つ丸金達磨時計・八日巻き
「PENDULUM OCTAGON CLOCKS」(※オクタゴン=八角)と印刷されていますが、19世紀末〜20世紀初頭のアメリカは、マスプロダクション時代の幕開け。
ラベルや装飾部品は大量に一括印刷・生産されていたため、多少モデルが違っても在庫があれば使い切る文化がありました。
メーカーとしては「モデルごとにラベルを変える」よりも、「一括で作ったラベルを共通で貼る」方が合理的だったわけです。
なので「PENDULUM OCTAGON CLOCKS」のラベルは、厳密に「完全な八角形ケース」でなくても、上部の形状がオクタゴン風であれば使われることがありました。
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